
フロートのあと、心はいつになく澄んでいるかもしれません。
あるいは、いつになく空っぽかもしれません。
その両方ということもあります。
何かをつかんでおく必要はありません。今すぐ理解する必要もありません。この振り返りは、体験を解釈するためのものではなく、体験に静かな着地点を与えるためのものです。
上手に書く必要はありません。
長く書く必要もありません。
言葉が浮かぶままに、あるいは浮かばなくても、そのままにしておきましょう。
1. 身体から始める
身体が覚えていること
心が説明を始める前に、身体はすでに知っています。
重力のある世界に戻ってきた感覚を、少しのあいだ感じてみてください。
- 今、全体として身体はどのように感じられますか。
- 軽く、重く、温かく、あるいはいつになく澄んで感じられる部分はありますか。
- 変えようとせずにいると、呼吸はどのような状態ですか。
- かすかにでも、フロートの感覚が残っているところはありますか。
やさしい言葉で書いてみましょう。すべてを描写する必要はありません。印象に残ったことだけで十分です。
2. 内側の空模様に気づく
今、心がしていること
深い静けさのあと、心はいつもと違うふるまいをします。
急いで戻ってくることもあれば、次に何をすればよいのかわからないかのように、宙に浮いたままのこともあります。
- 心は穏やかですか、漂っていますか、冴えていますか、それともとても静かですか。
- 思考はゆっくり動いていますか、それともほとんど動いていませんか。
- 静けさと言葉、どちらにより近いと感じますか。
- うまく名前をつけられない何かが、そこにありますか。
正しい状態というものはありません。気づくこと自体で十分です。
3. 感情の色合いを感じる
物語を伴わずに動いたもの
特に何も感じないかもしれません。あるいは、理由のない、かすかな何かを感じるかもしれません。
どちらも大切な感覚です。
- 今、何か感情の色合いがありますか。
- その感情に質感や温度があるとしたら、どのようなものでしょうか。
- それをそのままにしていますか、それとも通り過ぎようとしていますか。
- 数回の呼吸のあいだ、その感情とともにいると何が起こりますか。
それがどこから来たのかは問わないでください。ただ、そこにあるままにしておきましょう。
4. 気づきが訪れたら(訪れるなら)
シンプルになったこと
すべてのフロートが気づきをもたらすわけではありません。そして、気づきは必須ではありません。
明晰さは、より良い答えではなく、問いが少なくなるというかたちで現れることもあります。
- フロートのあと、切迫感が薄れたことはありますか。
- つかまれていた思考から、解き放たれたものはありますか。
- 気がかりなことが静かになったり、遠のいたりしましたか。
- 何も変わらなかったとしたら、そのことに気づいてどう感じますか。
何も現れなかったとしても、欠けているものは何もありません。
5. やさしく日常へ戻る
努力せずに統合する
この体験をもとに行動を起こす必要はありません。自分を高めようとする必要もありません。
統合は、ほんの小さなことでかまいません。
- 今日は、それほど強く握りしめておかなくてもよいものはありますか。
- 今、より自然に感じられるペースはありますか。
- 今日の残りの時間、身体と心を少しだけやさしく扱うとしたら、どのようにしますか。
答えは、ひらかれたままにしておきましょう。
おわりに
フロートは、あなたに別の誰かになることを求めません。もともとそこにあった状態へと戻るよう、そっと招いてくれるのです。
この振り返りは、体験をとどめておくためのものではありません。抵抗せずに、体験が自分の中を通り過ぎていけるようにするためのものです。
準備ができたら、ジャーナルを閉じましょう。
水を一杯飲みましょう。
ゆっくりと一日へ戻っていきましょう。
それ以上、何も必要ありません。

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